知らないと結果に差が出る?!出世できない人の共通点や特徴ってある?

仕事をしていて、「あの人は出世しそうだけど、この人は出世できないだろうな~・・」といった印象を持つことがありますね。

私が思いつく、出世できない人のイメージは、

  • 社交的じゃない
  • 仕事に対して不真面目
  • 気が利かない
  • プライドが高い
  • すぐ人のせいにする
  • 口だけで行動しない
  • 勤務態度が悪い
  • 頑固
  • 自己中
  • 常識がない
  • 細か過ぎる
  • 喧嘩っ早い
  • 人の話しを聞かない
  • すぐ感情的になる
  • 素直じゃない
  • 責任感がない
  • 自分で考えて行動しない
  • 報告、連絡、相談をしない

等々・・たくさんあります^^;

でも、実際は社交的じゃなくても、気が利かない人でも、出世している人はいるはずです。
そこで、今回は出世できない人の普遍的な共通点や特徴はあるのか?を考えていきたいと思います。

目次

出世できない人の共通点や特徴は存在する?

以前の記事 部下が出世したがらないのはどうして?昇進願望がないのは悪い事? にて、今は出世しなくても良い、と思っている人が増えて、出世を望まない人も多くなっているという事を書きました。

もし、貴方が少しでも出世したい!と考えているのなら、出世できない人の共通点や特徴はあるのか?を、知る必要があります。

結論から言うと、

「出世出来ない人の共通点や特徴は、あると言えばあるし、ないと言えばない」

と言えます。

人それぞれ好き・嫌いがありますし、それは仕事に対する評価に多少なりとも影響します。

なので、人事の決定権を持つ人が、

「彼(彼女)は言葉遣いは悪いけど、仕事で成果を出しているから出世させても良い」という場合もあれば、

「仕事はあまり出来ず最低限の事しか出来ないが、後輩・同僚・お客さんからの信頼が厚いから出世させる」

という場合もあり得ます。

誰しも長所・短所があるので、出来ること・出来ない事が異なってきます。

その人の長所だけでなく、短所もひっくるめて、人事決定権者が最終的に決める事になるので、会社の人事決定者に好かれていない(評価されてない)人は出世する事が出来ません。

つまり、普遍的な出世できない人の共通点や、特徴は存在しませんが、会社内という限られた範囲でみれば、出世できない人の共通点や特徴は存在する、と言えます。

例えば、A社では上に評価されない人が、B社では評価されて出世する、という事があり得る、という事です。

自分なりに出世できない人の共通点や特徴を探すには?

上記で述べたように、普遍的な出世できない人の共通点や特徴はないとしても、会社内だけでみれば、出世できない人の共通点や特徴はあると言えます。

では、会社内限定で出世できない人の共通点や特徴を見つけるにはどうしたら良いでしょうか?

仮に、一般的に言われている、出世できない人の共通点や特徴をピックアップしたとしても、数10項目、もしかすると100以上あるかもしれません^^;

これら膨大な項目を一つ一つ、自分の会社には当てはまるのかを検証していくには、かなりの時間を要しますし、無駄が多すぎますね、、、自分が検証すると考えると、途中で面倒くさくなって、どうでもよくなるのが目に見えます^^;

ではここで、視点を変えてみる事が重要になってきます。

人事決定権者(社長や上司)にとって、

「将来は重要な仕事を任せたい、今後も一緒に働きたい」

と思って貰えるような人はどんな人だろうか?という視点でみるとどうでしょうか?

そんな大事な人材を無下にして、他社に引き抜き・転職されてしまっては、会社の損失となってしまいますね。そうならない為にも、良い人材は出生させるのが、経営者として妥当な判断だと言えます。

逆に、『将来的に重要な仕事を任せたいとは思わない人、一緒に働きたいとは思えない人』を、わざわざ出世させようとは思わないですね^^;

場合によっては、そんな人は辞めてもらっても構わないと思っているはずですし、、、

なので、出世できない人の共通点や特徴を見つけるには、人事決定権者にとって、今後重要な仕事を任せたいとは思われない人、一緒に働きたいとは思えない人の共通点や特徴はないか?を、じっくり観察する事で、(会社内限定ではありますが、、、)出世できない人はどんなタイプなのか?見えてくるでしょう。

例えば、

「出世しているAさんは、たまに遅刻もするしいつも定時で帰るけど、会社の利益をしっかり出している。

対して、あまり評価されていないBさんは、無遅刻でいつも遅くまで残業しているが、そんなに利益を上げているわけではない」

というのであれば、人事決定権者は、利益をあげていない人を評価していない=出世できない、という点や、利益をあげていれば多少の遅刻は多めに見られている=勤務態度はそこまで重視されていない、という事が見えてきます。

他に、

「出世し続けているC先輩は、仕事でパッとした成績をあげているわけではないが、社員全員と仲が良くて人望もある。

対して、営業成績は常にトップだが、あまり人付き合いをしないD先輩は出世していない」

という場合、会社としては、社内を上手く取りまとめ出来る人材を評価する傾向があり、営業成績だけを見ているわけではない、というのが読み取れます。

このように社内を観察していくと、「その会社では」という条件つきではありますが、共通点や特徴を見つける事が出来るはずです。

そうすると、自ずと出世できない人、出世できる人の共通点が分かってくるでしょう。

社内で出世できない人の共通点が分かった後はどうする?

社内で出世できない人の共通点が分かった後についてですが、もし自分が出世できる余地があり、出世したいと望んでいるなら、

「人事決定権者に評価される為には、どんな行動をしたら評価されるのか?」

を、徹底的に考えて、戦略(社内での行動や仕事の仕方をどうするか?)を考える事(計画)になります。

そして、戦略(計画)を立てたら、

————————————————–

→実際に行動する(実行)

→しばらく経ったら、方向性が間違っていないか見直しをする(検証)

→修正があれば変更(改善)

————————————————–

を繰り返して、出世する可能性を高めるという流れになります。

・・・・この流れは、いわゆるPDCAサイクルと全く同じですね。

PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことによって、生産管理や品質管理などの管理業務を継続的に改善していく手法のことです。

PDCAとは何か?とても簡単に説明します!

このように、「出世したい」という目的意識をもって、PDCAサイクルにが出来るような人は、問題発見能力や、問題解決の行動力があると言えるので、この時点で出世できない属性からは抜けているはずです。

逆に、問題発見能力や問題解決の行動力があるのに、会社から冷遇されている人は、その会社と根本的に合わない何か別の原因が考えられますね^^;

※なお、自分が今後出世できそうにない場合に関しては、こちらの記事 出世できないとわかったら貴方はどうする?すぐに転職するのが正解? で触れているので、参考になるかと思います。

出世できないとわかったら貴方はどうする?すぐに転職するのが正解?

最後に

出世できない人の普遍的な共通点や特徴はあるのか?というと、普遍的なものはないと言えます。

なぜなら、人事決定権者も人なので、評価するポイントがそれぞれ異なります。

会社に利益をもたらせるなら、協調性がなくても出世させる、という会社もあれば、協調性がある事を重視するから、成果をあげていても、協調性がなければ出世はさせない、という会社もあるからです。

ただし、会社毎に出世できない人の共通点を見つける事は可能です。

人事に際し、社長や上司がどんな人を出世させているのか観察してくと、

「将来、重要な仕事を任せたいとは思われていない人、一緒に働きたいとは思われていない人」

とは、どんな人なのか分かってくるはずなので、会社から評価されていない彼(彼女)らの共通点を見つける事が出来るでしょう。

そして、共通点を見つけた結果、貴方が出世を望むのなら、会社に評価される為には、どんな行動をしたら良いのか?を考えて行動したら、今後出世する可能性があがると言えますね。